「Language Reactorをスマホで使いたい」「iPadのNetflixで2言語字幕を出したい」。寝る前やすきま時間にドラマで英語を勉強したい人ほど、そう思いますよね。
先に結論をお伝えします。Language Reactorを公式にスマホ・iPadのNetflixアプリで使う方法は見つかりませんでした。 公式の動作環境は「WindowsとMacのパソコンのGoogle Chrome」です。
ただ、あきらめる必要はありません。パソコンとスマホで役割を分ければ、スマホでも英語学習は続けられます。 この記事では、次の3つをまとめました。
- スマホ・iPadで使えない理由と、公式の立場
- ネットで見かける「非公式の方法」の注意点
- スマホでできる代わりの練習と、パソコンとの役割分担
(更新日:2026年10月)
Language Reactorはスマホ・iPadで使えない

Chrome ウェブストアでは、Language Reactorの動作環境を次のように案内しています。
- Windows・Macのデスクトップ/ノートパソコン
- Google Chrome(Chromeと同じ仕組みのMicrosoft Edgeでも使えると公式フォーラムで案内)
つまり、スマホやiPadのNetflixアプリ、YouTubeアプリの中では動きません。 Language Reactorは「ブラウザの拡張機能」なので、アプリの中には入り込めないからです。
公式はどう言っている?
公式フォーラムでは、2022年に創業者が「スマホのNetflixに対応するには、Netflixのプレーヤーの大部分を作り直す必要があり、実現しないと思う」という趣旨の投稿をしています。運営側のメンバーも「スマホで直接NetflixやYouTubeに使える版は作れない」と答えていました。
その後の状況も調べましたが、スマホのNetflixに対応したという公式の案内は見つかりませんでした。
「Language Reactor」という名前のアプリに注意
App Storeで検索すると、名前に「Language Reactor」を含むアプリがいくつか出てきます。ただ、確認したアプリはどれも開発元がLanguage Reactorの開発元(DIOCO)とは別でした。
名前が似ていても、Netflixで2言語字幕を出す公式アプリではありません。入れる前に、開発元の名前を確認しましょう。
ネットで見かける「非公式の方法」は?
「スマホでも使えた」という情報も見かけます。主なものは次の2つです。
| 方法 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| iPad+拡張機能に対応したブラウザ(Orionなど) | ブラウザに拡張機能を入れ、パソコン版サイト表示にして使う | 公式サポート外。2026年も「ボタンが出ない」「使えた」と報告が分かれている |
| Android+Kiwiブラウザ | 拡張機能を入れられるブラウザで使う | Kiwiは2025年1月で開発終了。更新が止まったブラウザはセキュリティ面で心配 |
どちらも公式が案内している方法ではありません。 動いたとしても、アップデートで急に使えなくなることがあります。Netflixにログインしたブラウザで使うことになるので、安全面を考えると、この記事ではおすすめしません。
スマホでできる代わりの方法

Language Reactorがなくても、Netflixアプリだけでできる練習はあります。
方法1:英語字幕で見る
Netflixアプリでも、作品によっては字幕を英語に切り替えられます。英語字幕だけで意味がわからないときは、一度日本語字幕で見た回を、2回目に英語字幕で見ると負担が少なくなります。

方法2:再生速度を落とす
Netflixのヘルプによると、iPhone・iPad・AndroidのNetflixアプリでも再生速度を変えられます。聞き取りにくい場面だけ、少し遅くして聞き直すのもひとつの方法です。
ただし、画面をテレビにキャスト・ミラーリングしているときは使えないと案内されています。
方法3:気になったセリフをメモしておく
スマホで見ていて気になったセリフは、話数と時間(分)だけメモしておきます。あとでパソコンのLanguage Reactorで、その場面だけ開いて練習すれば、すきま時間の視聴が勉強につながります。
方法4:短い場面でシャドーイング
1〜2文の短いセリフなら、スマホでも聞いてすぐまねる練習ができます。やり方は別の記事でまとめています。

シャドーイングよりスクリプト法で使ってます!
パソコンとスマホの役割分担表


スマホとパソコン、どちらか一方にしぼる必要はありません。役割を分けるのがおすすめです。
| スマホ・iPad(Netflixアプリ) | パソコン(Language Reactor) | |
|---|---|---|
| 向いている時間 | 通勤・寝る前・すきま時間 | 机に向かえる15〜30分 |
| やること | 通しで楽しむ、英語字幕で見る、気になった場面をメモ | 2言語字幕で確認、1文ずつくり返す、単語を調べる |
| 字幕 | 英語 or 日本語(1つずつ) | 英語+日本語訳を同時に |
| 便利な機能 | 再生速度の変更 | A・S・Dキーで1文ずつ操作、自動一時停止 |
「スマホで楽しむ → パソコンで深掘り」の流れにすると、見る時間を減らさずに練習の時間を作れます。
Language Reactorのパソコンでの使い方は、こちらの記事でまとめています。


パソコンならYouTubeでも使える
Language Reactorは、Netflixだけの拡張機能ではありません。公式サイトでも、NetflixとYouTubeなどの動画で学べるツールとして紹介されています(もとは「Language Learning with Netflix」という名前でした)。
パソコンのChromeに入れておくと、YouTubeで字幕のある動画を開いたとき、英語字幕と日本語訳が自動で表示されるようになります。画面の右側には字幕の一覧も出るので、聞き取れなかった文をクリックして聞き直せます。
Language Reactorを入れてから、YouTubeも勝手に字幕が出るようになりました
YouTubeで字幕を出したくないときは
- YouTubeの再生画面のLanguage Reactorのアイコンから、オン・オフを切り替えられます
- まとめて止めたいときは、Chromeの「拡張機能を管理」でLanguage Reactorをオフにします(オンに戻せば、また使えます)
YouTubeで使うときの注意
- スマホのYouTubeアプリでは使えません。Netflixアプリと同じく、アプリの中には拡張機能が入らないためです
- 投稿者が字幕を付けていない動画では、YouTubeの自動生成の字幕が表示されます。聞き間違いがまじることもあるので、学習に使うなら、字幕付きの動画を選ぶのが安心です
公式サイトはスマホでも開ける
Language Reactorの公式サイト(languagereactor.com)は、スマホのブラウザで開くことも想定した作りになっています(ホーム画面に追加して使うための設定があります)。
ただし、公式FAQでは、Androidなどにはまだ対応していないと案内されています。スマホのブラウザで使える機能は限られると考えておきましょう。
スマホで「話す練習」をしたい人へ
スマホだけで英語を続けたいなら、ドラマで聞いた表現を口に出す時間を作ると、覚えた表現が使える表現に変わりやすくなります。スマホで受けられるオンライン英会話や、話す練習のアプリも選択肢です。
まとめ
- Language Reactorはパソコン(Windows・Mac)のChromeで使う拡張機能。スマホ・iPadのNetflixアプリでは使えない
- パソコンのChromeなら、NetflixだけでなくYouTubeでも2言語字幕が使える。字幕がいらないときは再生画面のアイコンでオフに
- 名前が似たアプリは開発元が別。入れる前に確認を
- 非公式の方法(Orion・Kiwiなど)は動作が不安定で、安全面でもおすすめしない
- スマホは「楽しむ・メモする」、パソコンは「深掘りする」と役割を分けると続けやすい
基本はパソコンで使ってます
スマホで英語に触れる時間ができたら、同じスマホで「話す練習」も足してみませんか。
アルクのトーキングマラソンは、スマホで話す練習ができるアプリです。
参考


