ダニ対策が終わった後に、コバエが大量発生してた我が家です。
コバエはどこからやってくる?
窓を閉め切った密室、密閉された空間にも現れるコバエ……不思議に思っていましたが、全く何もないゼロ環境からコバエが発生することはないそうです。コバエはとても小さいので網戸の隙間や、人にくっついて家の中に入ってきて卵を産みつけ繁殖します。
コバエが好む場所・発生する場所
我が家のコバエの発生源は、観葉植物からでしたが他にはどのような場所が発生源になるのでしょうか。
コバエが好む場所
・水回り
・ゴミの周辺
・浴室や洗濯機周辺
・排水管や排水溝
・観葉植物
コバエの種類
コバエはハエの子どもではなく、小さなハエを総称してそう呼ばれます。種類にもよりますが、産卵から孵化まで約1日、卵〜幼虫〜サナギ〜成虫になる期間は約2週間、成虫の寿命は10日ほどと非常に短いです。
家庭に出没する主なコバエを4種類ご紹介いたします。
キノコバエ | 主な発生源は観葉植物。 有機用土を餌とし、湿った土の中に卵を産み付けることもある。 体長1~2mmと小さい。 明るいところに誘引される習性がある。 |
ノミバエ | 主な発生源は生ごみ、腐った植物、排水溝など。 体長2mmほどで俊敏に飛んだり、素早く歩き回る。 食品に混入し産卵することもある。 屋外で発生するが、動物の排泄物から発生する種類もいる。 |
ショウジョウバエ | 主な発生源は生ごみ、特に腐った果物、飲み残しのアルコールなど。 体長2mmほどで繁殖力が強い。 |
チョウバエ | 主な発生源は水回り、排水まわり、下水管などヘドロ。 観葉植物の受け皿に産卵することもある。 体長5mmほどで大きめ。 夜行性で昼間は静止している。 人体への影響があるため注意しましょう。 |
観葉植物のコバエ駆除・対処法
観葉植物から発生したキノコバエ類かチョウバエ類の可能性が高いです。観葉植物から発生したコバエの駆除や対処方法をご紹介します。
なぜ観葉植物にコバエが大量発生したのか
観葉植物の植木鉢にコバエが繁殖しているのは、水のあげすぎなどによってコバエが好んだ環境だったからです。湿度が高く通気性が悪いのがコバエ発生の原因になります。
また、我が家は有機用土を使用している為、それもコバエが好む環境でした。
観葉植物にコバエを駆除・対処法
観葉植物でコバエが繁殖している場合は根本的な土の環境を整える必要があります。まずは土を入れ替えて駆除します。
殺虫剤スプレーのコバエ退治
メリット:即効性が高い殺虫剤スプレーは、土にスプレーし植物の葉には直接かからないようにしましょう。こちらの商品は生ゴミに直接スプレーして駆除することもできます。
デメリット:野菜など食べるプランターには不向き。天然除虫菊エキスから作られた水性の殺虫剤ですが、ペットや赤ちゃん、アレルギー体質の場合は避けたい退治方法です。床や壁がシミになる可能性も。土の中の卵や幼虫にはスプレーが届かないので効果は期待できない。
粘着剤タイプのコバエ退治
メリット:土に挿すだけで粘着誘引するコバエホイホイ。ニオイもなく散水時の水がかかっても大丈夫。
デメリット:化学殺虫成分不使用だが、子供やペットの触れないところに置く必要がある。
植木鉢ごと水没させる方法
成虫や卵は地表から2~3cm程度にいることが多いので、水を張ったバケツに植木鉢丸ごと1時間程度沈めましょう。
(全て水に浸かる必要があります)
成虫、卵、死骸が浮いてくるので網ですくいとって駆除しましょう。
最後に日の当たる場に置き、しっかり水を切って乾燥させましょう。
卵や成虫が残っている場合があるので2、3日置きに同じ作業を繰り返すと完全に駆除できます。
表面部分を無機質の用土に入れ替える
無機質の用土に変えると幼虫の餌がなくなります。成虫や卵は地表から2~3cm程度にいるので、それより深く(5cm程度)土を入れ替え、卵や幼虫を駆除しましょう。
おすすめの無機質の用土
・赤玉
・バーミキュライト
・パーライト
・セラミス・グラニュー
・ゴールデン培養土
・クリスタルグレイン
・カルセラ
・川砂など
肥料は有機肥料から化学肥料に変更するとコバエがわきにくくなります。
観葉植物のコバエ予防方法
コバエを駆除したら次はコバエが発生しないように予防しましょう。
コバエを侵入させない基本の対策はこちら
・こまめに水回りを掃除する
・ゴミは密封する
・食べ残し飲み残しはすぐ片付ける
・ペットのフンはすぐに処分する
・網戸や外への隙間がないか確認する
基本対策以外にもできる予防方法をご紹介します。
ハッカ油でコバエ予防
ゴキブリ予防にも効くハッカ油スプレーでコバエ予防をしましょう。
※ペットにとっては有害なので使用は注意しましょう。
※ハッカ油はポリスチレンを溶かす性質があるため、スプレー容器はガラス製にしましょう。
ハッカ油の材料と作り方
(1)ハッカ油10~20滴を無水エタノール(水道水も可)10ml混ぜる
(2)最後に精製水(水道水も可)90mlを入れよく混ぜる
※保存期間 1週間程度
作るのが面倒な方には「ハッカ油スプレー」が売ってるのでおすすめ。
アロマオイルでコバエ予防
コバエ予防にアロマも効果的です。アロマオイルならリラクゼーション効果もあるので普段から焚くのもいいですね。
虫予防に効くアロマオイル
・ヒノキ
・ペパーミント
・ユーカリ
・ゼラニウム
・レモングラス
・ローズマリー
・ラベンダー
・クローブ
など
※オレンジのラインは特にコバエに効果的
100円均一のものは害虫予防の効果は期待できませんので100%天然由来のアロマオイルを使用しましょう、。
実践!木酢液(もくさくえき)でコバエ対策
正月に長期不在してたら、ゾッとするほどにコバエが生まれました。木酢液のコバエ対策はコバエ以外にもゴキブリやムカデといった多くの害虫の忌避効果があります。
木酢液とは
木酢液とはWikipediaによると
木酢液(もくさくえき)とは、木材を乾留した際に生じる乾留液の上澄分のこと。
wikipedia 木酢液 より引用
また、商品のサイトの説明はこちら。
木炭や竹炭を焼く時に発生する煙から採取し、1年以上静置した後、3層に分離した中間層のみを採取し、さらに精製したものが、純粋竹酢液・木酢液です。
自然派くらぶ http://miracle-power.com/html/newpage.html?code=5
手順:木酢液でコバエ対策
観葉植物のコバエを木酢液で対策する手順をご紹介します。
1:土を変える
コバエが好む有機肥料・培養土を使っていたので観葉植物用の土に入れ替える。
土の表面から5cm程の土だけ替えればOK。その上に無機質の用土を敷き詰める。赤玉がおすすめ。
2:木酢液を散布
木酢液を200~500倍程度に希釈して散布しましょう。1日1回程度を数日続けて散布することで防虫効果が期待できます。
水で薄めてじょうろで土壌に散布
コバエ対策で買いましたが、色んな用途がありましたのでご紹介します。
木酢液の使い方:
・お湯の香りと色づけ
・ガーデニング(土壌改良)
・まな板、冷蔵庫の除菌
・洗濯(柔軟仕上げ)
・ペット(お風呂・ニオイ消し)
・生ゴミの消臭
匂いについて:
すごーく薄めているのにすごい臭い!
墨の匂いだから臭くわけではないけど・・・・臭いが強すぎて辛い。
苦手だったので、外の観葉植物のみに使用することにしました。
実践!めんつゆホイホイでコバエ対策
観葉植物や生ゴミの近くにめんつゆホイホイを置いておくと数時間で数匹のコバエが駆除できます。
めんつゆホイホイの作り方
- ペットボトルを切ったり、使い捨て紙コップを用意する。
- めんつゆを数センチ入れる。(ストレートならそのまま、希釈タイプは希釈して)
- 食器洗剤を2、3滴入れる。混ぜる ※食器洗剤の入れすぎ注意
- 半日放置してたら5、6匹ホイホイされてました
めんつゆがない場合は、匂いの強い液体ならなんでも良いOK!
【例】料理酒(日本酒・ビールなど)、みりん、しょうゆ、ジュースなど
めんつゆホイホイの注意点
めんつゆホイホイは3日くらいで捨てています。放置しすぎるとカビます。
あと、床に置くと間違えて蹴っ飛ばし、コバエとつゆが散乱して地獄図になります。
捨て方は、そのままシンクに流してますが、その処理が嫌な人はコバエがホイホイをおすすめします。
コバエがホイホイは効く?効かない?
めんつゆホイホイを作って5個目ですが、以前購入した「コバエがホイホイ」は観葉植物のコバエにはいまいち効果がなく、一緒に設置した「めんつゆホイホイ」の方がたくさんコバエが集まっていました。
「コバエがホイホイ」は生ごみに集まるショウジョウバエによく効くようです。
めんつゆホイホイより「コバエがホイホイ」が優れているところは、
・長期放置できるところ(1ヶ月放置)
・倒れてもゼリー状なのでこぼれない。
です。お試しください。
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