40代50代におすすめのシャンプーの選び方やドラッグストアで買える市販のおすすめシャンプーを紹介します。
40代50代の髪のお悩み
40代50代に多い髪のお悩みとしては、抜け毛や薄毛、白髪、パサつき、うねりなどが挙げられます。
・髪が細くなってきた
・クセが強くなってきた
・痛みやすくなってきた
・白髪が増えた
・薄毛や抜け毛が増えた
抜け毛や薄毛は、年齢とともに髪の毛の成長周期が短くなり、頭皮の血行不良やストレスなどの影響も受けやすくなるため、髪の毛が抜けやすくなってしまいます。
白髪は、髪の毛のメラニン色素の生成が減少することが原因で、髪の毛が白くなっていきます。
パサつきやうねりは、髪の水分量が減少することで、髪が乾燥しやすくなり、毛先が切れやすくなることで起こります。
シャンプーの洗浄成分
40代50代の人がシャンプーを選ぶ際に重要な洗浄成分についてご紹介します。
髪や頭皮に優しい:アミノ酸系シャンプー
シャンプーの洗浄成分には、主に、石鹸系、高級アルコール系、アミノ酸系などがあります。それぞれの特徴や違いを解説します。
アミノ酸系:40代50代におすすめ
天然由来の成分で、洗浄力が比較的弱く、刺激が少ないのが特徴です。そのため、ダメージを受けた髪や敏感肌の方でも使用しやすく、しっとりとした仕上がりになります。ただし、泡立ちが少ないため、洗浄力が弱い傾向があります。子どもにもおすすめ。
ベタイン系:40代50代におすすめ
ベタイン系は、アミノ酸系と同様、洗浄力が比較的弱く刺激が少ないため、ダメージを受けた髪や敏感肌の方に適しています。
高級アルコール系
高級アルコール系は、鉱物油や動植物油脂をもとに作った合成界面活性剤で洗浄力が強く油汚れをしっかり落とすことができます。ただし、洗浄力が高すぎるゆえ、髪や頭皮を乾燥させる可能性があります。
石鹸系
石鹸系は、頭皮や環境に優しく高い洗浄力と生分解性が特徴です。アルカリ性のために、髪の毛がきしむことがあり、コンディショナーは、石けんシャンプー用のクエン酸が含まれたものや、酸性リンスを使用する必要があります。
40代50代のシャンプーの選び方 3つのポイント
40代50代のシャンプーの選び方の3つのコツをご紹介します。
まずはシャンプーの洗浄成分について。40代以降は加齢により頭皮のバリア機能が衰えているので、水分量をとりすぎなようにアミノ酸系とベタイン系シャンプーがおすすめになります。
ポイント1:髪や頭皮に優しい:アミノ酸系とベタイン系シャンプー
アミノ酸系シャンプーに主に含まれる成分
・ココイルグルタミン酸Na
・ココイルグルタミン酸TEA
・ココイルグリシンK
・ラウロイルグルタミン酸Na
・ココイルメチルタウリンNa
・ココイルメチルアラニンNa
・ラウロイルメチルアラニンNa など
ベタイン系シャンプーに主に含まれる成分
・コカミドプロピルベタイン
・ココアンホ酢酸Na
・ラウラミドプロピルベタイン
・ラウロイルヒドロキシスルタン
・ラウロイルプロピルベタインなど
次に、40代50代が避けるべきシャンプーについてご紹介します。
髪や頭皮に優しくない:高級アルコール系シャンプー
一般的な市販シャンプーの多くは高級アルコール系シャンプーで、低価格で使い心地が良いですが、洗浄力が強いため、40代50代の頭皮には不向きです。
高級アルコール系シャンプーに主に含まれる成分
・ラウリル硫酸Na
・ラウレス硫酸Na
・ラウリル硫酸塩
・ラウリル硫酸カリウム
・オレフィンスルホン酸 など
ポイント2:髪や頭皮ケアができるシャンプー
頭皮ケア成分配合のシャンプーは、頭皮の健康を保つために特別に開発されたシャンプーです。頭皮に悪影響を与える汚れや余分な皮脂を落としながら、同時に頭皮を保湿し、刺激を和らげる成分が配合されています。
例えば、
ポイント3:油分が少ないシャンプー
オイルインシャンプーは油分が多く、頭皮の汚れを浮かせて洗いますが、オイルで髪の毛をコーティングするため栄養分が浸透しにくくなります。40代50代の髪のボリュームが少ない、髪がベタつくお悩みの髪にはオイル成分は少ないものを選びましょう。
髪がパサつく人は、洗髪後にヘアオイル・ヘアミルクなどを使用することをおすすめします。
以上のように、洗剤の種類によって特徴があります。自分の髪質や頭皮の状態に合わせて、適した洗剤を選びましょう。
ドラッグストアで買える40代50代向け シャンプー
上記で紹介した40代50代向けシャンプーのコツの条件が揃ったシャンプーをご紹介します。今回は、ドラッグストアで買えるお手軽なシャンプー限定です。
選定の基準
・ドラッグストアで買えるもの
・アミノ酸・ベタイン系
・頭皮・髪ケア成分が多く配合
・オイルの配合が多すぎないもの

基本的にシャンプーとコンディショナーは同ブランドでセットで使うことをおすすめします。成分構成や香りのバランスが取れているからです。
ハリコシ:Sleek バランスエフェクトシャンプー


商品名 | スリーク バランスエフェクトシャンプー |
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容量 | 360ml |
参考価格 | 1,760円 |
洗浄成分 | 主にアミノ酸系 |
価格の割に成分構成(優秀な洗浄成分、頭皮改善、補修成分)のクオリティが高い。やや泡立ちが悪く髪に残りやすいのでしっかりすすぎましょう。



同ラインのスリーク グレースリペアシャンプーは、髪の広がりやダメージヘアが気になる人におすすめ。
主な成分
・洗浄成分=ラウロイル加水分解シルクNa
・頭皮改善=オプンティアストレプタカンサエキス
・補修成分=各種ケラチン、ペリセア
こんな人におすすめ
・細毛、柔毛
・ハリコシが欲しい人
・加齢による髪のお悩みがある人


頭皮と髪を本格ケア:ルース ボタニカルスカルプセラムシャンプー


商品名 | ルース ボタニカルスカルプセラムシャンプー |
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容量 | 490ml |
参考価格 | 1,760円 |
洗浄成分 | アミノ酸系・ベタイン系 |
ボタニストの新ライン「ルース」は毛髪の補修をしっかりしつつ、根本改善の地肌ケアに特化した大人髪向けのラインです。保湿成分が高く、毛髪内部に浸透し髪の水分バランスを補整します。



頭皮ケアに特化しているので、髪のダメージが気になる人には物足りない。傷んだ髪には、ボタニカルのダメージケアシャンプーがおすすめ。
特徴
・保湿効果=ウコン、アニス、スクワラン、クローブ、米糠
・補修成分=ペリセア
・メントール=爽快な質感
ルース ボタニカルスカルプセラムシャンプー ストレート
ルース ボタニカルスカルプセラムシャンプー(ストレート)は、エアリーよりグリセリン多めの配合なので軋みが少ないです。マンダリンとクローブの香りです。使用感はややさっぱり系。
こんな人におすすめ
・髪が硬い人
・髪がゴワつきやすい人
・髪のうねり・広がりが気になる人
・まとまりのある仕上がりが好みの人


ルース ボタニカルスカルプセラムシャンプー エアリー
ルース ボタニカルスカルプセラムシャンプー(エアリー)は、ストレートよりきしみが少ないがぬめり感があるのでしっかり落としましょう。ゼラニウムとアニスの香りです。使用感はややしっとり系。
こんな人におすすめ
・髪が柔らかい、細い人
・髪のボリューム不足が気になる
・ふんわり感のある仕上がりが好みの人


サロン並みの成分:THERATIS by mixim シャンプー
サロン専売品に引けを取らない高価な成分が配合されているTHERATIS ナイトリペアシリーズ。こちらは幅広い年齢層におすすめのシャンプーになります。
商品名 | セラティス シャンプー |
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容量 | 435ml |
参考価格 | 1,540円 |
洗浄成分 | アミノ酸系・ベタイン系 |



継続して使用すると良さがわかるシャンプー。コスパもそこそこ。
特徴
・90%美容液成分
・保湿成分=水溶性コラーゲン、加水分解ヒアルロン酸など
・ナノ補修成分=加水分解ケラチン、セラミドNG、セラミドAPなど
THERATIS ナイトリペア シャンプー


さっぱり系でホホバオイル由来の洗浄成分でやさしく潤いを残しながら洗い上げます。洗浄成分のバランスがよく洗浄力が高いのにふんわりと質感が残ります。ナイトラベンダーアロマの香りです。使用感はさっぱり系できしみが少ない。
こんな人におすすめ
・細毛〜中毛くらいの人
・寝癖、うねりケアが気になる人へ
・髪のボリュームが欲しい人
・ミドルダメージまで


THERATIS ドリーミー モイスト シャンプー


新シリーズTHERATIS ドリーミー モイストもおすすめ。アルガンオイル由来の洗浄成分で潤いを残しながらしっとり洗い上げます。こちらには洗浄成分が強いオレフィン酸が入っているので泡立ちますが、カラーの色落ちの可能性が高いです。高い保湿成分配合でトリートメント力が高くしっとりします。イランイランアロマの香りです。
こんな人におすすめ
・中毛〜太毛くらいの人
・アホ毛やパサつきが気になる人
・髪が広がりやすい人
・髪の艶がない人
・ミドルダメージまで


以上、ドラッグストアで買える40代50代におすすめのシャンプーをご紹介しました。年齢に伴う髪の変化も考慮して、しっかりとシャンプー選びをすることが大切です。
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