形成外科専門医 糸井由里恵先生が書かれた「老化スピードを遅くする! シミ・シワ・たるみ・糖化を予防するアンチエイジング術 お医者さんが教える老けない習慣」から、“髪を若返らせる方法”のポイントをご紹介いたします。
髪のトラブルには正しいヘアケア:スローエイジングのすすめ
40代、50代になると以下のような髪の悩みが増えてきます。
・髪にツヤがなくなった
・細くなってきた
・薄毛になってきた
・白髪が増えた
・ボリュームがなくなった
しかし、同じ年齢でも薄毛で悩んでいない人もいます。著者がお勧めするのは、楽しく美しく年齢を重ねられるように老化のスピードをできるだけ緩やかにするスローエイジングです。
医学的正しい知識とちょっとした工夫でスローエイジングを実現しましょう。
加齢による体の変化
①筋肉量と体の抵抗力が低下
②太りやすく痩せにくくなる
③ホルモンの分泌量が低下する
④感覚機能(消化機能、視力など)の低下
⑤血管が固くなり、免疫力が低下
加齢による見た目の変化
①骨格の変化〜顔がたるむ
②脂肪組織が萎縮〜シワやたるみ
③皮膚の弾力が無くなる
しかし、老化のスピードは個人差があり、実年齢より若く見える人がいます。若々しさを保つには毎日の生活習慣、積み重ねにより保つことが可能になります。
毛母細胞に弱まると髪トラブルが発生

私たちは生まれた時から毛根の数は変わりません。しかし、新しい細胞を作り出す能力は、加齢、栄養不足、ストレス、頭皮の血行不足などさまざまな要因によって弱くなり、髪の毛が細く弱々しくなったり、ヘアサイクルが乱れ、薄毛につながります。
髪の毛は毛根にある毛母細胞が分裂し、形成されるタンパク質が積み重なることにより成長が行われいます。髪が抜けても、毛母細胞が活動する限りは髪の毛はまた再生します。栄養不足などにより毛母細胞に弱まると髪トラブルが発生します。
では、医学的に正しく髪を若返らせる方法を見ていきましょう。
医学的に正しく髪を若返らせる方法
書籍で紹介されている「日常のヘアケア」で頭皮に健康を保ち、髪に栄養を与え、髪のトラブルを改善しましょう。
① ブラッシングはヘアケアの基本中の基本
まずは、正しいブラッシングで頭皮の血行を促しましょう。

髪のトラブル=頭皮の血行不良が引き金
日々のブラッシング、ブラシの毛先が頭皮を刺激すると以下の効果が期待できます。
・血行促進
・頭皮環境の改善
・抜け毛、薄毛の防止
・洗髪で残った汚れを取り除ける
・頭皮の脂分がコーティングされ、ツヤが出る
ブラッシングした時の抜ける毛は、放っておいても自然に抜ける毛なのでブラッシングによる抜け毛の心配ありません。ブラッシングし血行を促し、頭皮環境を整えることが大切です。
おすすめの頭皮マッサージできるヘアブラシ
ピンの先が丸く、台座がクッションになっているものがおすすめです。
朝・シャンプー前・就寝前の1日3回のブラッシングを行いましょう。
ブラッシングは力を入れすぎず、気持ち良い強さで行いましょう。
ブラッシング方法
①毛先・絡まりをとる
②髪の生え際から後方へ
③襟足から前方に向かって梳かす
また、ブラシを清潔に保つことを気をつけましょう。
②シャンプーはアミノ酸系がおすすめ
髪の洗いすぎは要注意です!洗いすぎると乾燥、角質の脱落量が増えるのでシャンプーは2日1回の頻度で大丈夫。また、高価なシャンプーは必要ありません。アミノ酸系のシャンプーが、そこそこの洗浄力+髪と頭皮に優しいのでおすすめです。
アミノ酸系シャンプーの成分
・ココイルグルタミン酸Na
・ココイルメチルタウリンNa
・ラウロイルメチルアラニンNa
など
haru「kurokamiスカルプ」
100%天然由来のエイジングケア用のアミノ酸系オールインワンシャンプーでコンディショナーいらずなのに、しっとり潤う。




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MOGANS スキャルプケアシャンプー
天然由来の自然派シャンプーで有名でどれもアミノ酸 シャンプーでおすすめです。中でも白樹(はくじゅ)は、やわらかく細い髪やダメージヘア向けのノンシリコン アミノ酸 シャンプー&コンディショナーで、ハリ・コシのあるサラサラの髪を取り戻せます。




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オーガニック成分にこだわったアミノ酸系シャンプー。泡立ちよい、ラベンダーボタニカル系の香り。


③光老化
頭皮や髪も紫外線のダメージを受けます。日焼け防止には、日傘や帽子、髪用のUVカットスプレーを使うのも有効です。
ナプラ ミーファ フレグランスUVスプレー
髪と肌に使えるUVスプレー。ブドウ種子油配合で、きらめく髪へと導きます。


④髪に摩擦・刺激を与えない
自然乾燥×
シャンプー後の自然乾燥は頭皮乾燥によるフケや抜け毛、かゆみの原因に繋がります。
タオルでゴシゴシ×
タオルオフする際も刺激や摩擦は与えず、タオルで髪を押さえ、挟み水分を吸い取りましょう。
ドライヤーの乾かし方
ドライヤーを20cmほど離して髪を持ち上げて根本から乾かすと、ボリュームアップします。
洗濯するたびふっくらやわらかになるザ・ラストタオル
顔や髪に専用のやわらかいタオルを使用してもいいでしょう。




\ 触れただけで水を吸い取る驚きの吸水力 /
タオルの共有は避け、一度使ったら洗濯して清潔さ保ちましょう。
まとめ
書籍「お医者さんが教える老けない習慣」による、医学的に正しい知識による髪を若返らせる方法・良い習慣をご紹介しました。
ポイント1:スローエイジングが重要
ポイント2:老化のスピードは個人差がある。毎日の生活習慣で良い状態を長く保とう。
ポイント3:正しいブラッシング、アミノ酸系シャンプーの使用、紫外線防止、摩擦と刺激に気をつける
また、書籍には外見を毎日お手入れすることに加え、メンタルの安定が極めて重要とあります。中年期はホルモンの影響でメンタルが不安定になりやすいのでストレス解消、心身のコンディションの整え方、モーニングルーティンの重要さが詳しく記載しております。詳しくは書籍をチェックしてみてください。
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