一般的にダニの繁殖時期は6月~8月と言われていますが、我が家は毎年8~10月にダニが発生。今回9月に全身をダニに刺されダニ退治の日々でした。
その上、布団に加え布製ソファにもダニが発生したようで、布団、ソファ、マットレスすべてのダニ退治はかなり時間がかかりました。
間違ったダニ対策
間違ったダニ対策をしていませんか?お布団を干すのは湿気乾燥にはいいかもしれませんはダニは死にません。掃除機で吸ってもダニは繊維にへばりついて吸い出せません。
日光にあてる・干す
ダニを殺すためには、温度50℃以上で30分以上熱する必要があり、布団を干しただけではダニは布団から出ていきません。
掃除機で吸う
ダニの死骸やフン、また餌になるホコリなどを掃除機で吸うのはダニ予防にはなりますが、生きているダニを駆除することはできません。
有効なダニ対策とデメリット
ダニの対策には布団乾燥機、ダニの予防には一番なのはダニとりシート、次に布団乾燥機をおすすめします。
ダニ対策 | デメリット |
ダニ用の殺虫スプレー | 赤ちゃん・ペット・アレルギー体質に悪影響 |
ダニとりシート | 即効性がない 屋外ダニ(イエダニ・マダニなど)には効果なし ※安価なものはシート内で繁殖する可能性あり |
布カバーの洗濯 | 布カバーを外せない場合は不可能 |
ドライヤーの熱 | ソファの表面しか熱が届かない |
スチームアイロンの熱 | ソファ全体にアイロンを当てるのは難しい |
布団乾燥機のダニ退治コース | 乾燥時間が長い 分厚い布団だと熱が届かない場合がある |
ダニ対策・予防どちらも「ダニ取りシート」がおすすめ
ダニとりシートは、即効性がないのが残念ですが、2週間もすれば確実にダニがいなくなります。
1匹でもダニが発生する前、布団やソファを購入したらすぐにダニ予防をしましょう。ダニとりシートならこちらの「ダニ獲りロボ」の1択です!
ダニ捕りロボならダニの繁殖心配なし
ダニとりシートのデメリットである「シート内で繁殖するダニがいる」の心配がない商品が、こちらの「ダニ捕りロボ」です。シングルベッドサイズなら1つで3ヶ月持ちます。
ダニ捕りロゴ設置後、2、3日はダニに刺されたけど4日以降は刺されなかった。※ただし布団乾燥機も使った
布団乾燥機 ダニコースの時間は?何分? おすすめは?
ダニは熱に弱く50度以上の高温で30分以上加熱すると死滅すると言われています。
ダニ対策に有効な布団乾燥機ですが、以前使っていたものはダニコース時間が360分(6時間)もかかったて一日仕事になってしまいました。
今回は、ダニ退治コース付き布団乾燥機を以下のポイントを比較しました。
ダニ退治コース付き布団乾燥機を選ぶ時のポイント
・ダニ対策コースがある布団乾燥機
・ダニ対策コースの時間が短いもの
・マットや袋など付属品が必要ないもの
パナソニック:ふとん暖め乾燥機 FD−F06S2
組み立て要らずのノズルとホースが一体型タイプ。ダニコースの時間が長い上に90分を4回はかなり面倒臭い。パナソニックは布団乾燥機に力を入れてないようです。
ダニコース時間:約6時間(90分×4回)
シャープ:ふとん乾燥機 UD-DF1
- UD-DF1:2020年10月発売
- UD-CF1:2019年11月発売
とても似ている商品だったのでお調べしましたら、型番だけが更新されたモデルチェンジでした。価格が安い方を選びましょう。ダニコース時間が長くて残念。シャープも布団乾燥機に力を入れてないようです。
ダニコース時間:約6時間(180分×2回)
象印:ふとん乾燥機 スマートドライ RF-FB20
ホース不要で開くだけでセットできるスマートなタイプ。説明書にダニコース時間の記載はなく、「長い運転時間を選択し、頭側と足元側の2回に分けて運転」が効果的としています。長い運転時間はシングルの場合80~120分、ダブルの場合は120~180分と選択可能。また、ホースタイプより可動域が限られる。
ダニコース時間:シングルなら80分
ただし効果的な使用方法は80分×2回の2時間40分(160分)と考えられる。やや長い。
アイリスオーヤマ:布団乾燥機 シングルノズル FK-C4-C アイボリー
軽量、コンパクトでお手頃な価格のアイリスオーヤマの人気布団乾燥機。ダニ対策コースが100分なら、念入りに裏返してダニ対策もしやすい。
ダニコース時間:1時間40分(約100分)
おすすめ! 日立:ふとん乾燥機 HFK-VS5000
日立のダニコースはもともと他社より時間が短く優秀ですが、新商品はさらにダニ対策コースの時間がさらに短縮されています。HFK-VS5000はアタッチメントが V字に広がり、伸びるようになりました。
- HFK-VS3000:2021年発売 約78分
- HFK-VS2500:2022年発売 約65分
見た目もスマート。日立は布団乾燥機の種類が豊富で力を入れている家電商品と思われます。どちらも優秀なので予算に合わせて選びましょう。
HFK-VS3000:ダニコース時間:1時間18分(約78分)
HFK-VS5000:ダニコース時間:1時間5分(約65分)
ダニに効果的な布団乾燥機の使い方・使用頻度
布団乾燥機を手に入れたら効果的な方法でダニ対策をしましょう。布団以外にマットレスや布製ソファも同じ使い方になります。
使用頻度:布団乾燥機の1回の使用ではダニは3割程度しか死滅しないと言われていますので、連続3日程度使用するのがおすすめです。
1:湿度を下げる・室内の温度は高く
布団乾燥機でダニ退治する際は、湿度の低い日、もしくはエアコンなどで湿度を下げて乾燥した環境を作りましょう。また、室内の温度が低い場合は布団の温度が上がらず効果が下がる可能性もあります。室内の温度は高く、湿度は低くして、布団乾燥機のダニ退治をしましょう。
2:布団乾燥機のダニコース
布団・マットレス・布製ソファーなどにに布団乾燥機を設置します。熱が逃げないように厚めの掛け布団をかけたり工夫しましょう。念入りにダニ退治したい場合は布団やマットレスは上下裏返しや、ソファは別方向から再度、ダニコースで温めましょう。
3:掃除機やクリーナー
ダニコースが完了したらダニの死骸がフンを掃除機や布団専用クリーナーで吸い取りましょう。死骸やフンはアレルギーの原因になります。
ソファのダニを布団乾燥機で対策する方法
我が家は廃盤、日立の古い機種 HFK-VH700 N です。ダニ退治に120分かかります。
ダニ退治コースは120分になります。
高さが足りなかったので箱をのせて設置。
掛け布団を覆って温風を充満させます。
スイッチオン。
120分後にはホカホカ。
あとは掃除機をかけてダニのフンや死骸を吸い込みましょう。
布団以外にも衣類の乾燥にも使えます。超便利。布団乾燥機は日立に限る、壊れたら新しい機種が欲しい!
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