図書館で絵本を借りるときは、外国人作家コーナーから選ぶことが多いです。日本語に翻訳されるほどですから、すでに評価が高い絵本と思っています。事実、日本の絵本作家の中から選ぶとハズレを引くことが多いです。そんな中、個人的に好きすぎる日本絵本作家「佐々木マキ」さんの魅力的な絵本についてご紹介します。
子供ができて読み聞かせをするようになってから知った佐々木マキさん。
プロフィール:佐々木マキ
1946年 神戸生まれ。
漫画家・絵本作家・イラストレーター。
1966年[ガロ] 漫画デビュー。
7年後の1973年に絵本デビュー。
最初名前だけでは、女性かと思いましたが男性でした。
「佐々木マキ」とうペンネームは、フランスのマキ(抵抗組織)からもらった。また、性別を曖昧にしたかったそう。苗字は語呂合わせで、SASAKI MAKI だと母音がAとIだけで韻を踏んだ感じになるから佐々木にしたとのこと。
たくさんの絵本が発行されています、まだ読んだことがない作品もありますが、私が知ってる中で、
「まだ知らない人に是非読んで欲しい」を基準に厳選しました。
お気に入り度 ★★★★★
絵本デビュー作:やっぱりおおかみ
大人向け絵本:変なお茶会
ヤギの魔術師 ムッシュ・ムニエル シリーズ
第1作目:ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします
第2作目:ムッシュ・ムニエルのサーカス
第3作目:ムッシュ・ムニエルとおつきさま
マキさんがガロで書かれいた漫画「ピクルス街異聞」に登場したヤギの魔術師が、ムッシュ・ムニエルの原形。
人気シリーズ(全10作品):ねむいねむいねずみシリーズ
第1作目:ねむいねむいねずみ
第2作目:ねむいねむいねずみのクリスマス
第3作目:ねむいねむいねずみはおなかすいた
第4作目:ねむいねむいねずみとなきむしぼうや
第5作目:ねむいねむいねずみとおつきさま
第6作目:ねむいねむいねずみともりのおばけ
第7作目:ねむいねむいねずみのうみのぼうけん
第8作目:ねむいねむいねずみのあまやどり
第9作目:ねむいねむいねずみとおばけたち
第10作目:ねむいねむいねずみとどろぼうたち
お母さんを探して旅してる?子供ねずみのお話。毎回必ず眠ってしまいお母さんの夢をみます。
傑作シリーズ:ぶたのたね
我が子が一番好きな作品:まじょのかんづめ(きのみきのことイワンシリーズ)
可愛いおばけシリーズ:おばけがぞろぞろ
どろぼうシリーズ
こちらは仕掛け絵本になっていて、漫画のようにコマごとに進みます。
この他にもマキさんの作品でどろぼうが出て来るのはこちら。
以下の3つの作品が入った「どろぼうたちのよる」もございます。
(どろぼうたちのよる、かげどろぼう、ぬすまれたらこまるもの)