賃貸の味方「壁に穴をあけないグッズ」はDIAWALL ディアウォールとLABRICO ラブリコが有名ですが、とても似ている商品で価格もほぼ同じ、どっちを買えばいいのでしょうか?
また、ラブリコを使って洗濯機上の収納棚のDIYをしましたので、ビフォーアフターも後半にご紹介します。
ディアウォールとラブリコの比較
ディアウォールとラブリコには、壁に穴を空けずに1×4木材と2×4木材を上下に固定して柱を立てるためのグッズです。設置も簡単で特別な工具も必要ありません。
ディアウォールとラブリコの耐荷重は?
各社のHPによる耐荷重について
ラブリコ耐荷重:1×4ラブリコ10kg、2×4ラブリコ20kg(柱一本設置した時を想定)
ディアウォール耐荷重:記載なし
しかし、どちらも両側に柱として縦に突っ張って設置した場合、正式な耐荷重は環境によって異なることがわかりました。
しっかりと垂直に固定しても使用する木材によって強度が関係してくるため、ディアウォールとラブリコでの耐荷重はどちらも同じといれるでしょう。
ただし、もし同じ環境と木材で設置した場合、ディアウォールはバネで突っ張る方法、ラブリコはネジを回して突っ張る方法なので、耐荷重はラブリコの方が高いことが考えられます。
ディアウォールは横設置不可、ラブリコは横にも設置可能のことから耐荷重が強いと言えるでしょう。
ディアウォールとラブリコの木材の長さは?
両者の必要な木材の長さが異なります。ラブリコはネジ回しするため調整が可能ですが、ディアウォールは調整スペーサーが2枚しかついてきませんので、ピッタリサイズの木材を用意しましょう。
ディアウォールとラブリコどっちがいい?
ディアウォールとラブリコは大きな違いはなく価格もほぼ同じですので、デザインが気に入った方を選んでください。
おすすめポイントは以下です。
屋内で、とにかく超簡単に設置したい人は「ディアウォール」
デザインで選ぶなら、2×4 ディアウォールSがすっきりシンプルでおすすめ。
屋内・屋外問わず、機能性を高くしっかり固定したい人は「ラブリコ」
デザインで選ぶなら、1×4 ラブリコがネジも見えずすっきりでシンプルでおすすめ。
DIAWALL ディアウォール
ディアウォールはバネの力で突っ張るタイプで様々な木材サイズに対応しています。
1×4 ディアウォール
高さ制限 1,100mmまでの1×4 ディアウォールRは、キッチンカウンターの下や、デッドスペースにスマートに設置するのがおすすめ。丸みのあるフォルムです。ディアウォール1×4は厚みが49mmあってラブリコより分厚いです。
大まかな外寸サイズ 約98×59×49mm(横幅×縦の高さ×厚さ)
2×4 ディアウォール( SとRの違い)
2×4ディアウォールにはSとRの2種類がございます。
2×4ディアウォールR
1×4ディアウォールRと同じ丸みのあるフォルムなので厚みが68mmもあります。
大まかな外寸サイズ 約98×59×68mm(横幅×縦の高さ×厚さ)
2×4ディアウォールS おすすめ!!
ラブリコのような直線的なすっきりしたデザインのものが発売されました。厚さは52mmの薄さで2×4木材の一番のおすすめはこちら!
大まかな外寸サイズ 約100×59×52mm(横幅×縦の高さ×厚さ)
1×6 ディアウォール と 2×6 ディアウォール
ディアウォールにはラブリコにないサイズの取り扱いがございます。
1×6 ディアウォールS(木材断面サイズ約19×140mm)
トイレやキッチン周りなど、奥行きがある場所に厚さ34mmでスマートに設置できます。
大まかな外寸サイズ 約150×59×34mm(横幅×縦の高さ×厚さ)
使用高さは 1,300mmまで
2×6 ディアウォールS(木材断面サイズ約38×140mm)
奥行きがあるので文庫本や単行本の本棚や壁面家具のDIYを設置するのに向いています。
大まかな外寸サイズ 約150×59×52mm(横幅×縦の高さ×厚さ)
LABRICO ラブリコ
ラブリコはジャッキ式でねじやハンドルを回してしっかり固定できます。特徴は、屋外設置可能なところ。
1×4アジャスター ラブリコ おすすめ!!
ラブリコの最大の特徴は、横に突っ張る水平利用が可能です。その場合の長さ制限は最大で90cmまで、耐荷重は最大1kgまで(棚板を使用する場合は板の重さも含む)。
厚み2.5cmの薄型なのに耐荷重10kgまでとディアウォールより安定的で1×4の木材ならラブリコがおすすめです。
ただし、壁面から約25mm離した距離が必要となります。なぜならアジャスター部分をクルクル回すスペースが必要だからです。
大まかな外寸サイズ 約95×70×25mm(横幅×縦の高さ×厚さ)
※高さは上下で異なる上70mm、下は30mm
2×4アジャスター ラブリコ
1×4アジャスターラブリコと違って、調整ねじが丸出しの見た目が気になりますが、ディアウォールよりしっかり固定できるのが安心です。
大まかな外寸サイズ 約94×12×42mm(横幅×縦の高さ×厚さ)
※高さは上下で異なる上120~138mm、下は40mm
強力タイプ 2×4アジャスター ラブリコ
強力タイプなので使用荷重がなんと40kgまで!専用テレビハンガーパーツも購入すれば壁面にテレビ設置させることもできます。
大まかな外寸サイズ 約97×42×70mm(横幅×縦の高さ×厚さ)
※高さは上下で異なる上139~159mm、下は42mm
使用高さは 2,750mmまで
ラブリコで壁に穴をあけないでランドリーラックを作る方法
とても簡単なランドリーラックの作り方をご紹介します。材料さえ手に入れば女性一人でも設置可能です。
ランドリーラックの材料
まずは、ホームセンターでに購入した材料の詳細
・ラブリコ1×4(ネジ付) 950円×2
・1×4の板 185円×2
・棚板 2枚で1000円
・加工料(木を切った)60円
・L字棚受け 380円×4
・ヤスリ 30円
合計 4880円
3000円以内目標だったのに(泣)思ったより金額が入ってしまいました!
LABRICO ラブリコ 1×4 アジャスター の取り付け方法
(1)取り付ける長さより50mm短い1×4の建材を用意します。(うちは75cmの空間に使用するので70cmの板を1枚購入)
(2)建材の両端にラブリコを差し込む
(3)取り付け箇所に建材を垂直に取り付ける
(4)ハンドルを「SET」方向に回し、圧着固定させる
ラブリコはこの部分↓をクルクル回して圧着固定をさせるので、壁にぴったり取り付けることはできませんので要注意!
面倒くさがり屋なので、DIYは苦手なんですが、貧乏性の節約家なのでたまにDIYします。友人の助けを借りて、壁に穴をあけないグッズのラブリコ1×4を使った洗濯機上の収納棚のDIYをしましたので、ビフォーアフターをご紹介します。
ランドリーラック収納棚DIY ビフォーアフター写真
賃貸ですから釘がさせないもんで、ニトリで買った激安ランドリーラックを使っています。残念ながらこれは安定感がなく、洗濯機の揺れと共に乗せているものがたまに落ちます。
Before : ランドリーラック収納棚のビフォー写真
我が家の洗濯機の上、生活感あふれていて残念です。
After : ランドリーラック収納棚のアフター写真
30分ほどの短時間DIYで完成。スッキリ!圧迫感なし。
まとめ
洗濯機の上にデッドスペースがあったのでこの長さのランドリーラックをDIYしましたが、天井から床までの長いバージョンにも応用可能です。
・壁に穴をあけないグッズは、ディアウォールとラブリコが有名
・1×4木材ならデザイン的には1×4ラブリコアジャスターがおすすめ
・2×4木材ならデザイン的には2×4ディアウォールがおすすめ
・ランドリーラック収納棚のDIY費用は約5000円
個人的にすごく満足いく商品でした。次はマガジンラックをDIYしたいと思っています!
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