いちご鼻はなぜ治らない？皮膚科医推薦の毛穴の黒ずみの治し方

2023年4月29日2023年5月11日

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鼻の頭にボツボツとある鼻の黒ずみ….. まるでいちごの種のようなので「いちご鼻」や「ブラックヘッド」といわれています。

毛穴の黒ずみができやすい人
・皮脂の分泌が活発な人
・毛穴の中のターンオーバーが乱れている人
・脂性肌・インナードライ肌・混合肌

いちご鼻一生絶対に治らない？本当？

「いちご鼻一生治らない？」とお悩みの方へ、こちらの肌の再生医療の専門家形成外科医・北條元治先生の動画をご紹介します。

北條先生の見解は以下になります。

いちご鼻・ブラックヘッド
・完全な対策はない、完璧に治すことは難しい、治療の決定打はない。
・一回開いてしまった毛穴はなかなか元に戻すことができない
・40歳以降は皮脂腺の分泌が低下して目立たなくなることがある
・悪化させないために何もしないも一つの対処法

北條先生は、おそらく医療が必要な重度のいちご鼻・ブラックヘッドを前提にお話をされているようなので、軽度のいちご鼻の人は諦めずに次に紹介するいちご鼻の治し方を実践してみましょう。

いちご鼻：治し方・原因・対策・洗顔方法

いちご鼻を完璧に治すことは難しいことは分かりました。

しかし、自分に適したスキンケアを行うことで肌のキメを整い、毛穴を目立ち改善につながります。
また、食生活、規則正しい生活、栄養バランスのとれた食生活などを取り入れることもターンオーバーが促進され、毛穴ケアにつながります。

まずは、毛穴の黒ずみについて学びましょう。

皮膚科医の友利新先生のYouTube動画「皮膚科医が鼻の黒ずみの取り方に関して原因から対策コスメまで徹底解説します。」で原因・治し方・対処方法について解説しています。

なぜ毛穴が黒ずみができる？黒ずみ毛穴の原因は？

皮脂腺は毛穴の開口部にあり、皮膚に油を与える重要な役割を果たしています。しかしながら、30代までの間は皮脂腺の分泌が盛んであるため、毛穴の黒ずみが気になる人が多いです。

いちご鼻の原因は一つではない
・過剰な皮脂分泌
・乾燥
・メラニンの蓄積
・ターンオーバーの乱れ
・産毛の詰まり
・誤ったスキンケア
・ホルモンバランスの乱れ
・食生活の乱れ
・不規則な生活習慣
・ストレス

いちご鼻の原因は１つではなく複数の要因がある可能性があります。

黒ずみ毛穴（いちご鼻）の種類

一般的に、いちご鼻・ブラックヘッドといわているのは、詰まり毛穴のことを示すことが多いでしょう。メラニン毛穴の改善方法は、詰まり毛穴と同じ改善方法に美白成分を加えましょう。

スクロールできます

黒ずみ毛穴の種類	特徴	主な原因	改善方法
詰まり毛穴	・角栓の酸化によって黒ずむ・ザラザラする	・角栓（古い角質）・皮脂の過剰分泌	・角栓除去・皮脂分泌を抑える・ターンオーバーを整える・保湿・炎症を鎮める
メラニン毛穴	・角栓の周りが茶色・ザラザラしない	・日焼け、紫外線・摩擦などの刺激による炎症・肌荒れ	上記に＋・紫外線対策・美白成分スキンケア

詰まり毛穴（いちご鼻・ブラックヘッド）ができるまでの流れ

①皮脂の過剰な分泌や古い角質が剥がれない。
　↓
②毛穴部分に皮脂や角質が詰まり、角栓になる。
　↓
③毛穴が広がっていく。
　↓
④角栓が酸素によって酸化して黒くなる。

産毛が生えてる？いちご鼻？

黒ずみ毛穴には、産毛が集まって角栓みたいになっているケースもあります。その場合は肉眼で確認できる場合が多く「黒ずみ毛穴」（いちご鼻）に見えてしまいますが、実際は産毛が詰まった毛穴「産毛毛穴」になります。この場合は、顔の医療脱毛・レーザー脱毛で対処するのが適していると言われています。

絶対にやってはいけない治し方

鼻用毛穴パックの角質をビリビリと剥がして取り除くタイプのものは、絶対にやめましょう。無理やり角栓を抜く方法は毛穴や皮膚を傷つけてしまい、より毛穴を詰まらせる原因になりかねません。

やってはいけない毛穴ケア
・刺激をしない（過剰なスキンケアも）
・刺激になる洗顔料の使用

いちご鼻が治らない？予防と対策を見直そう（洗顔方法）

いちご鼻・ブラックヘッド・毛穴の黒ずみが改善されない人は、まず、洗顔方法や予防と対策のプロセスを見直ししましょう。

角栓の構成
・皮脂約30〜40％（オイルで溶かす）
・角層由来のタンパク質約60〜70%（頑固で落ちにくい）

角栓（皮脂とタンパク質）をとったら、皮脂分泌を抑えながら、ターンオーバーを整え、肌をリセットしましょう。

予防と対策のプロセス
① まず、タンパク汚れ・皮脂汚れの両方を取り除きましょう。
② 次に、皮脂分泌を抑えながら、ターンオーバーを整え予防しましょう。
③ 最後に、角栓によってできた炎症を鎮める。

いちご鼻クレンジング・洗顔の頻度は？

いちご鼻を改善するためには、正しいクレンジングと洗顔が欠かせません。

クレンジングの頻度は一般的に1日1回の夜のみで十分です。ただし、強い刺激や摩擦を避け、適切な製品を使用することが重要です。

洗顔の頻度は一般的に1日2回が適切です。朝は夜寝ている間に分泌された皮脂を落とし、夜は一日の汚れを落としましょう。

使用するクレンジングや洗顔製品によっては、頻度が異なる場合もあります。例えば、オイルクレンジングやクレイ洗顔は、1日1回の使用が適している場合が多いです。一方、泡洗顔やジェル洗顔は、肌に負担をかけずに使用できるため、1日2回の使用が可能な場合があります。製品によっては、使用頻度が明記されているため、使用前に確認することをおすすめします。また、肌の状態に合わせて、頻度を調整することも重要です。

いちご鼻ベビーオイル、オリーブオイル、椿油、ホホバオイルは効く？

乾燥肌の人にはベビーオイル、オリーブオイル、椿油、ホホバオイルなどがおすすめされることがありますが、通常のオイルは水と混ざらないので流しづらく、「いちご鼻」の頑固な汚れにはクレンジグオイルの方がおすすめです。

クレンジングオイルは界面活性剤が含まれるので水とオイルが混ざり、洗い流しやすい特徴があります。

① 皮脂汚れ：クレンジングオイル

クレンジングオイルで皮脂汚れを取り除きましょう。

鼻部分だけクルクルして蓋された皮脂汚れを取り除きましょう。

② タンパク質汚れ：酵素洗顔・ジェル洗顔

皮脂汚れを取ったら、次にタンパク質汚れを取り除きましょう。タンパクを分解するには酵素洗顔とトロメタミン配合洗顔料が効果的です。

③ 残った汚れ：吸着成分のパック

皮脂汚れ、タンパク質汚れをとってもまだ角栓が残っている場合は、吸着成分パックをやりましょう。

④ 皮脂分泌を抑える：美容液・化粧水

角栓を取り除いたら、皮脂分泌を抑えましょう。

⑤ ターンオーバーを整える：保湿とリセット

皮脂分泌を抑える予防をしたら、ターンオーバーを整えましょう。ピーリングで肌をリセットすることも効果的です。

また、肌を正常化させるためにしっかり保湿しましょう。油分が入っていない保湿剤を選びます。

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