さまざまな”プチ断食”がある中、「月曜断食」も注目されている１つのプチ断食になります。「月曜断食」は、減量よりも「体質改善」を目的とした断食（ファスティング）になります。
この記事では「月曜断食」について、書籍「月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!」より詳しくご紹介します。
書籍：月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!
著作：関口 賢（鍼灸師）
出版社 : 文藝春秋
発売日 : 2018/1/26
価格：¥1,430
Me著者は7万人の鍼治療と断食を指導し、リバウンドなしの減量に成功しているそうです。
月曜断食ダイエットの基本知識
月曜断食ダイエットとは、週の始めに一日だけ断食を行うダイエット方法です。断食を月曜日を選ぶことで、週末や他の日には通常の食事を楽しむことができます。このダイエット方法は、簡単にいうと「１日断食＋糖質制限＋チートデイ」といえます。
Me月曜断食は結構制限がキツいので効果は高いでしょう。16時間断食よりもキツめの断食をしたい人におすすめです。
月曜断食ダイエットのやり方
月曜断食ダイエットの実践方法ついて簡単にご紹介します。
月曜断食期間：1ヶ月〜2ヶ月
※1ヶ月後は維持日のメニューがあります。
| 曜日 | 食事 |
|---|---|
| 月曜日 | 断食・水1.5〜2Lのみ |
| 火曜〜金曜 | 良食（体が必要な栄養素を摂る） |
| 土日 | 美食（好きなものを食べ心を満たす） |
月曜は不食日
月曜日は断食し、基本は水だけを飲んで過ごします。
水：1.5〜2Lを飲みましょう。
辛い断食・不食日の乗り越え方
断食が辛い場合は、スポーツドリンクを2口ほど噛むように飲むことができます。また、できれば横になって目をつぶり、少し体を休めましょう。夜は早めに布団に入り、たっぷり睡眠をとりましょう。
火〜金は良食日（回復食）
火曜日〜金曜日は良食（りょうしょく）で、体が喜ぶ栄養素を摂ります。基本的に炭水化物は摂ることができません。食べる量は拳2つ分のみ、食べ過ぎないように気をつけましょう。
火曜日は回復食なので、断食明けに食べるものの「ヨーグルト・果物」は必ず守りましょう。
水：1.5〜2Lを飲みましょう。
火~金 1食あたり食べる量：腹8分目
咀嚼した量でこぶし1~2個分まで
良食のメニュー
| 火〜金 | 良食 |
|---|---|
| 朝 | ・旬の果物（スムージーOK） ⭕️ 果物を2分の1個程度（キウイは柑橘類） 🔺 甘味が強いバナナ・マンゴーは毎日は控えましょう ・ヨーグルト ⭕️ 無糖（小分け1個分程度） ・発酵食品 🔺 納豆・キムチなどは足りない時に |
| 昼 | おかずのみ 🔺 揚げ物は衣が炭水化物なので控えましょう |
| 夜 | 野菜料理（スープ・サラダ・蒸し野菜） 🔺芋類・根菜類は控えましょう |
夕食は就寝の2時間前までに終えるようにしましょう。
土日は美食日（食べ過ぎ注意！）
土日は美食で、炭水化物を含め自分の好きなものを摂ることができますが、好きなだけ食べてはいけません。食べる量は決まっています。食べ過ぎないように気をつけましょう。
水：1.5〜2Lを飲みましょう。
土日も1食あたり食べる量：腹8分目
咀嚼した量でこぶし1~2個分まで
月曜断食の効果を早く出したい人は、日曜日の夜の食事は軽めにしましょう。
Me夜は遅くても12時までに就寝することが推薦されています。
月曜断食を週2回にしたハードモード
もっとハードに断食をやりたい人は、月曜日断食と木曜日の夜を断食し、美食日を土日から土曜日のみにして日曜日は良食日にしましょう。
1ヶ月後の維持日
1ヶ月の月曜日断食が終わったら、減量した体重をキープするための維持日メニューを実践しましょう。
基本ルールの、水を飲む、拳二つ分の量を食べることは継続します。
維持日メニュー：
月曜日：同じ
火曜〜金曜：朝は同じ、昼はおかずのみ → 好きなものOK、夜は同じ
土日：同じ
月曜断食ダイエットのメリット
月曜断食には様々なメリットがあります。以下では、そのメリットについて簡単にご紹介します。
メリット１：アンチエイジング
月曜断食は、他の16時間や12時間のプチ断食と同じアンチエイジングの効果があります。断食することにより胃腸が休まり、細胞の修復や免疫細胞の調整、動脈硬化の予防、老化の抑制などが期待できます。また、肩こり、生理痛、不眠症、肌荒れ、アレルギー改善、食欲のリセット、代謝のリセットなどにも効果があります。
消化時間の目安：
① 胃 → 3~5時間
② 小腸 → 5~8時間
③ 大腸 → 15~20時間
私たちの体は食べ物を摂取してから排出まで大体40時間もかかります。
また、食べ物によって消化時間は変わります。
食べ物よって消化時間が変わる
・野菜 1~2時間
・タンパク時間 4~6時間
・炭水化物 6~8時間
人間は体に使うエネルギーの約４割を消化活動に使うと言われており、現代人は1日3食も食べているので胃腸を休める時間がなくエネルギーを消費し続け、細胞の修復や回復の時間がありません。詳しくは16時間断食の記事で解説していますのでご覧ください。
メリット２：リバウンドしにくい
月曜断食は、体の体質を「蓄積型」から「燃焼型」へ根本的に変えるため、リバウンドがしにくいと言われています。ただししっかりルールを守って実行しないとリバウドするので気をつけましょう。
メリット３：食べてしまった！でもすぐやり直せる
月曜断食は、食べ過ぎてしまった翌日は、夜断食で調整することで無かったことにできます。食べ過ぎてしまった翌日の朝と昼は変わらず、夕食を抜いて断食すれば、失敗は取り返すことができます。
メリット４：お酒を飲んでも良い
月曜断食以外でどうしてもお酒を飲みたい人は、適量1~2杯なら飲んでも大丈夫。
月曜断食ダイエットの回復食レシピ
書籍：月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!の著者 関口賢さんとバスレシピで有名なリュウジさんが監修した「月曜ダイエットの回復食」のレシピ本が発売されています。低糖質＆ローカロリーな良食レシピが紹介されています。
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