木製の皿は安全?究極にこだわった天然素材100%の食器ブランド紹介

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木製食器ってナチュラルで安全なイメージですが、本当に安全なのでしょうか。

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木製食器って熱い汁や食べ物で塗装が溶けたりしないの?

と思って、ずっと考えないように使っていた木製食器・・・ そして気づくとこんなハゲかかってました。

近所の雑貨店で買った木の皿。安かったので表面はラッカー塗料です。

そこで木製食器の安全性についてお調べしました。

目次
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安価な木製食器を子供に使って大丈夫?

木製の塗装の種類は、食品衛生法による規格基準を順守した安全性が確保されたものを販売しなくてはいけません。また、もし塗料が剥がれ体内に混入したとしても体外に排出されるので無害と言われています。。。

塗料の安全性について以下の記事もおすすめです。

しかし、中には安価な木製食器は人体に有害な薬剤処理を施したものが流通してると言われる方も多くいます。

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安全か、危険かを判断するのは人それぞれといったところでしょう。

ラッカー塗料とは

安価な木の皿・カトラリーの多くはラッカー塗料を使用しています。

ラッカー塗装とは、樹脂系の原料をアルコールやシンナーなどの揮発性有機化合物(溶剤)に溶かした塗料を用いた方法です。溶剤が揮発することで表面に薄い塗膜を作ります。塗膜が薄いため、木本来の風合いが活かせます。ただし、その分耐久性は低く、水や熱にも強くはありません。

引用元:OKAJIMA ウレタン塗装・UV塗装・ラッカー塗装・オイル塗装… 各種木材塗装の違いは?抗ウイルス塗装についても解説

ラッカー塗料は、木の表面に塗膜を張って水や汚れを弾くものですが、耐久性がなく熱に弱いので溶け出します。
また、衝撃や擦れで塗膜が剥げます。

ウレタン塗料

ウレタン塗料は口に入れても安心な透明の樹脂で全体を覆う塗装です。「塗膜を張るタイプ」と「浸透性のタイプ」の2タイプあります。

「塗膜を張るタイプ」
ウレタンが木の表面に強固な塗膜を張り、耐久・耐水性を持たせます。
基本的にはラッカーと似ていますが、耐久性はウレタンのほうが上回ります。

「浸透性のタイプ」
ウレタンが木に浸透し、木の皿・カトラリー自体の耐久・耐水性を上げます。
表面には薄らと塗膜は張りますが、木の質感をあまり損なわない塗料です。
何度も塗り重ねると、表面に塗膜ができます。

引用元:潤森 https://jun-shin.info/column04/

ウレタン塗料は、耐水性があり、色・におい移りの心配も少なく、お手入れが簡単です。しかし、使い続けると塗装が薄くなり、裂け目ができると効果は薄れるので消耗品と考えて、すぐに買い替えましょう。

木製食器のできるまでの流れ

通常の木製食器ができるまでの流れをご紹介します。

漂白 → 着色料 → 防カビ剤 → 防虫剤と防腐剤 → 塗料(ラッカーorウレタン)

直接食品と触れ合う食器にこれだけの有害物質を使ってるなんて、恐ろしすぎると思ってしまいました。

安心安全の食器ブランドの紹介

食器に合成塗料が使われているのは、やはり気持ちが悪いと感じます。特に子供が使用する食器はこだわった素材のものを使いたいですね。安心安全な素材で作った食器店をご紹介します。

漆琳堂:食洗機にかけられる漆のお椀

越前漆器の伝統を受け継ぐ漆琳堂(しつりんどう)のお椀は、越前硬漆(えちぜんかたうるし)と呼ばれる堅い塗膜を実現した、科学塗料を一切使用していない100%天然漆で仕上げられています。電子レンジ ×、オーブン ×ですが、傷がつきにくく食洗機の使用が可能な漆お椀です。

森修焼:安全な陶器

静岡にある森脩焼(しんしゅうやき)は鉛やカドミウムなど有害物質が一切含まれていない安全な陶器を扱っています。お椀、茶碗、お皿、犬の食器、オーブン対応の食器など様々な種類を取り扱っています。

東京だと中目黒にある「プレマルシェ・スタジオ中目黒2 コンセプト・ルーム」で取り扱いがございます。

YOKOHAMA WOOD:木製食器

TOMATO畑のブランド 横浜ウッドは、薬剤処理を一切しない、安心できる木製食器を手ごろな価格で販売しています。

ホルムアルデヒドなどの薬剤を一切使わず、自然の木や漆が本来持つ抗菌性を活かした食器です。接着剤を用いた継ぎ接ぎ材を一切使用せず、野生の原木から削り出して製作しているため、製品によっては数に限りがあるそうです。

詳しくはYOKOHAMA WOOD公式ホームページをご覧ください。

エコソウライフ: 天然素材100%

私が長年使っているエコソウライフの食器をご紹介します。

エコソウライフの食器ってどんな素材?

アウトドアグッズとしても人気で、天然素材100%のテーブルウェアブランドです。

どこの?・・・オーストラリアで生まれた食器
素材は? ・・・竹の繊維、お米のもみがら、コーンスターチ、ヤシの葉などの天然素材
耐熱温度は? ・・・Bambooシリーズ:-20℃〜100℃  Huskシリーズは:-30℃〜120℃
耐久性は?・・・Bamoo、Huskシリーズは一般的な食器と同じ耐久性がある
特徴は?・・・土に埋めることで、2〜4年後には土へと還る

Bambooシリーズ

今回私が買ったのはさまざまなカラーリングが魅力のBambooシリーズです。

竹の繊維とコーンスターチが主成分で、Huskシリーズとの違ってBambooシリーズは食器洗浄機対応、電子レンジ使用不可です。 オーブンはどちらのシリーズも使用不可です。

使ってみた感想

すごく軽いのに、プラスチックとは違う優しい質感。 みんな持ってるIKEAのプラスチック皿ってなかなか油汚れが落ちないですが、こちらは油もすぐ落ちます。

薄くてかさばらないのがいい! 木製だとこんなにかさばる。

9枚でこの薄さのエコソウライフ
5枚でこんなにかさばる木製食器

sand(サンド), charcoal(チャコール), navy(ネイビー) の色使いが落ち着いていて飽きなさそうなのでこの3色購入しました。

どこで買える?

私は楽天市場で買いましたが、現在(2023年2月25日)プレートは売り切れています。コップはあるのですが、もしかしたらもう販売終了かも知れません、新情報が入れば追記します。使い捨てプレートもあるので間違ってそちらを買わないように気をつけましょう。

カトラリーも買おうと思って、レビューをみると「フォークが折れた。」とあったので耐久性は低いかもしれません。プレートは割れることなく使えています。

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