おなじみのNHK「ラジオ英会話」がリニューアルしました。
講師は、NHK教育テレビ「しごとの英会話」でおなじみの大西泰斗(おおにし ひろと)先生です。
私が大西先生を知ったのは2005年、NHK教育テレビで放送された「3か月トピック英会話ハートで感じる英文法」。
衝撃的な授業内容に一発でファンになりました。
その内容は、英文法の難しいイメージから、「感じる」=感覚で学ぶという新感覚の勉強法です。
おかげで何度もやっても理解できなかった現在完了がたった一発で理解できました。
その後、出版された一億人の英文法はamazon英文法書籍No.1!!
50万部突破したベストセラーに。
もうすでに知ってる方が多いと思いますが、個人的には、まず一億人の英文法を読む前に、以下の総合英語Foresetで一通り英文法を理解してから読んで欲しいです。
するとこの英文法書の良さがわかると思います。今までの無視していた文法の『なぜ?』が解消されて驚くことでしょう!
ちなみに総合英語Forestは、総合英文法書の定番の良書です!
こちらも重版されています。
なぜか新しい7thより、6th editionが読みやすいというレビューが多かったです。
さて、本題の大西泰斗先生の「ラジオ英会話」ですが、4月から新たにスタートしました。
まずは、この教材が自分に適しているかレベルテストをしてください。
NHKサイトで英語レベルチェックが15分ほどでできます。
ラジオ英会話のレベルはB1
社会生活での身近な話題について理解し、自分の意思とその理由を簡単に説明できる
基礎英語3の次のレベルの教材でした。
さて、始まったばかりのラジオ英会話ですが、
私は音声をラジオ放送ではなく、インターネットを通じてストリーミング放送で聞いています。
そうなると1週間遅れて勉強することになるんですが、月曜午前10:00までに全てやらないと新しい音声と入れ替わるので、前の週の音声が消えます。
さっそく、油断してやり損ね消えてました。
そこで音声をダウンロードして聞いてみたところ、ラジオバージョンとちょっと違う部分をありました。
音声ダウンロードテキスト用に音声を録り直してる部分があるんですよ!驚きです。
それでは、違いについてみていきましょう。
ラジオ放送・ストリーミング放送 と 音声ダウンロードテキストの違い
ラジオ放送・ストリーミング放送
時間:1回(レッスン) 15分
内容:
・Dialogue(会話例1回目)
・英文+日本語訳例(簡単な解説あり)
・Real Grammar For Communication〜文法の実践〜(出題と解説あり)
・Dialogue(会話例2回目)
・Grammar In Action〜文法の実践〜(全例文の解説でない時がある)
音声ダウンロード
時間:1回(レッスン) 約6分+ テキストにある復習(BOUNUS PRACTICE)の例文音声あり
内容:
・Dialogue(会話例1回のみ)
・For Deeper Understanding〜より深い理解へ〜の解説
・Real Grammar For Communication〜文法の実践〜(出題なし、解説のみ)
・Grammar In Action〜文法の実践〜(全例文に解説あり)
大きな違いはラジオ放送・ストリーミング放送には、日本語訳の解説がついていること。
音声ダウンロードの方が時間が短いので、サクサク進むと思いました。
どちらテキストがあったほうが絶対いいので買いましょう。
ラジオ英会話の内容の感想
毎度のことながら大西先生の教材には目からウロコが落ちます。語順を中心に英語文法の解説が進んでいきますが、例文に一工夫あって付箋貼りまくってます。
1つだけ例文をご紹介しましょう。
4月号 Lesson3 [型は文の意味を支配する]
文法の実践より
以下を英文にしましょう。
問題1:学生を座らせて、彼女とよく話し合った。
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答え:I sat the student down and had a good talk with her
なんと、sit(座る)は他動法で使うと「座らせる」となるそうです。
ガッテン!ガッテン!ガッテン!ガッテン!
となる例文ですよね?知ってましたか?
ラジオでは5月号がスタートしましたが、CD付きも販売されてますので、ぜひ1ヶ月だけでもお試しくださいませ。
超絶オススメします!